地下駅とは、鉄道が地下化された場合など、ホームが地下部分にある駅のことである。この場合、駅舎も地下に造られる場合と、階段を昇った地上に造られる場合がある。
駅舎は地上にあることもあれば地下にあることもあり、また地下と地上にまたがって設置されることもある。地下鉄のような地下路線、あるいは地下化による連続立体交差化が行われた路線の駅の構造である。特殊な例では、トンネル内に設けられた駅もあり、中には海底に位置する駅もある。広義には堀割の中にプラットホームがある場合も含む。
駅舎部分も地下に設ける場合、地上においては駅への出入口の取り付け部分を建設するだけで済むため、地上の日照を遮ることがない。また、地上の景観にあまり影響を与えない。
旅客駅は旅客の乗降のために設けられた駅であり、旅客の乗降に適した設備を有している。複数の路線が乗り入れる主要な旅客駅(ターミナル駅)では、周辺の駅に比べ利用者が多くなる傾向にあり、そういった駅では駅員が配属され、特殊な切符の発券窓口などもある。それ以外の駅でも駅員は配属されることもあるが、国際的に見た場合、駅業務が無人化されている場合が多く、先進国に至っては発券機や自動改札と言った機械設備が人間に変わって駅業務を果たしている。
設備 [編集]
旅客駅は主に駅舎、待合室、プラットホーム、線路、跨線橋などから構成されているが、駅によっては乗車設備のみであることもあるため一概に言うことは難しい。基本的には駅舎の内部には発券設備、待合施設、改札口が備え付けられているが、小規模な駅ではいずれも簡略されることが多い。なお、信用乗車方式を採用する場合は規模に関わらず最小限の設備に抑えられている。
旅客を取り扱う駅では、一般には乗降のための設備を持っており、乗降するための台をプラットホーム(ホーム)と呼び、列車の扉の高さに併せて設けてある。列車の長さよりも長く設けることが多いが、発展途上国では乗降口に合わせてその都度階段を置いて対応している場合もある。
ホームに平行する形でホームの片側または両側に線路が敷かれる。複数の線路を有する駅では、複数の乗り場に「○番線」「○番ホーム」「○番のりば」のように番号を付けて旅客の便を図っている。なお阪急電鉄では独特に「○号線」と呼んでいる。そのほか、運行時刻を掲載した時刻表が備え付けられている。
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ホームへ入場する際は改札を通る必要がある。無人駅や、また路線によっては改札が省略され、列車への乗車後に運賃を支払う場合もある。一般に改札を通る場合、乗車する列車の区間の相当する運賃や、それに相当する乗車券が必要になる。乗車券は駅の中の窓口や、券売機等を通じて購入できる。また、乗車しなくてもホームに立ち入るために入場券が必要になる場合もある。
複数の乗り場がある場合は線路を渡るか、跨線橋を通り別のホームへ移動する。
規模の大きい駅になると、駅の規模が大きくなり、駅舎もそれに伴って大きくなる。駅舎が大型化すると、駅ビルと呼ばれる。駅ビルの中には商業施設やオフィス、ホテルなどが入居する。
地下にある特性上、地上と駅の間の移動や乗り換えに時間がかかるため、移動の高速化やバリアフリーのためエレベーター・エスカレーターを設ける必要がある。換気設備や排水設備も必要になることが多く、建設費が高く駅の拡張が困難であるが、市街地においては土地取得費を考えればむしろ安上がりになることもある。災害時に大惨事になるリスクが高い。このため防災設備にコストがかかる。また終日構内が暗く、昼間でも照明が必要だったり、音の反響により駅舎内で騒音が発生しやすい。